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浴室リフォームで失敗しないための全知識と事例付き改善アイデア集

2025.07.15

著者:株式会社浜工務店

 

リフォームしたいと思っても、どこから手をつければいいか分からない。特に浴室は、湿気やカビ、掃除の手間、断熱性などさまざまな悩みが絡み合い、判断に迷う方が多い場所です。

 

「お風呂が寒いのは当たり前だと思っていた」「ユニットバスと在来工法って何が違うの?」そんな疑問を持つ方も少なくありません。実際、リフォームを検討する人の約半数が、最初の業者選びや施工の流れで不安を抱えています。

 

この記事では、リフォームのプロが施工の基本から業者選びの注意点までを具体的に解説。断熱やカビ対策、デザイン性を高めながら、快適な空間に変えるヒントが満載です。

 

さらに、施工日数の目安や見積もり時に見逃しがちなポイントも紹介。最後まで読むことで、浴室リフォームで後悔しないための不安を取り除けるはずです。

 

住まいの価値を高める第一歩として、安心して進めるための情報を今すぐチェックしてみてください。

リフォームで快適な暮らしをサポート – 株式会社浜工務店

株式会社浜工務店では、住宅リフォームにおいて、お客様のニーズに合わせた最適な提案を行い、快適で省エネルギーな暮らしを実現しています。特に窓のリフォームや断熱工事に力を入れており、エコで快適な住環境を提供しています。断熱性能を向上させることで、冬の寒さや夏の暑さを軽減し、省エネルギーで光熱費の削減にもつながります。また、窓のリフォームでは、デザイン性と機能性を兼ね備えた最新の窓を採用し、お家の外観を美しく保ちながら、快適な室内環境を実現します。お客様の理想の住まいを形にするために、丁寧な施工と誠実な対応でサポートを続けています。リフォームのご相談は、まずはお気軽にご連絡ください。

株式会社浜工務店
株式会社浜工務店
住所 〒675-0023兵庫県加古川市尾上町池田1770−1
電話 079-424-3730

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浴室リフォームの基本知識と失敗しないためのポイント

浴室リフォームとは?ユニットバスと在来工法の違い

 

浴室リフォームを考える際、最初に理解しておきたいのが「ユニットバス」と「在来工法」の違いです。ユニットバスは、あらかじめ工場で成型された浴室のパーツを現場で組み立てる形式で、施工期間が短く、品質が安定している点が特徴です。水漏れやカビのリスクも少ないことから、現在の住宅では多く採用されています。

 

一方で在来工法は、タイルや木材などを現場で一つひとつ施工して仕上げる伝統的な手法です。デザインの自由度が高く、好みに合わせた内装が可能ですが、防水や断熱の処理に専門的な技術が必要となります。そのため施工に時間がかかり、費用も比較的高くなる傾向があります。

 

選ぶ基準としては、リフォームにかけられる予算や施工期間、今後のメンテナンスのしやすさ、そして求めるデザイン性が挙げられます。たとえば家族構成が変化し、使いやすさを重視したい場合はユニットバスが適していることが多く、こだわりのある空間を求める方には在来工法が向いています。

 

築年数別のリフォームタイミングと注意点

 

住宅の築年数によって、浴室リフォームの必要性や優先順位は異なります。築10年程度であれば、機能性の高い設備への交換や、掃除のしやすい素材への変更など、利便性向上を目的とした改修が中心となります。

 

このほか、築年数ごとの浴室リフォームの目安と注意点をまとめると以下のとおりです。

 

築年数の目安 主な劣化箇所 リフォームの推奨内容 注意点
10年未満 水栓金具・コーキング 表面材の交換や簡易な設備更新 外観中心の軽微な施工で対応可能
10~20年 床材・浴槽・換気設備 ユニットバス全体の更新や設備のグレードアップ 設備ごとに部品供給の有無を確認
20~30年 配管・壁裏の断熱・タイル目地 全面改修を含めたフルリフォーム 下地補強や構造点検が必要なケースが多い
30年以上 下地構造・土台の腐食 在来→ユニットバスへの変更含む大規模改修 解体後の追加工事が発生しやすく、見積もり段階での確認が重要

 

こうした築年数ごとの判断基準をもとに、無駄な費用を抑えつつ、効果的なリフォーム計画を立てることができます。

 

よくある浴室リフォームの失敗例とその回避法

 

浴室リフォームは一度施工すると簡単にはやり直しがきかないため、事前の準備や確認が非常に重要です。特に多い失敗例としては、「予算オーバー」「仕様ミス」「業者との認識違い」の3つが挙げられます。

 

予算オーバーは、追加工事の発生や、オプション機能の選定ミスによって起こりやすい問題です。特に古い住宅では解体後に配管や土台の劣化が見つかり、当初の見積もりより費用が大幅に上がるケースが少なくありません。こうしたリスクを抑えるには、あらかじめ「追加工事が発生する可能性があるか」を施工前に確認し、予備予算を見込んでおくことが効果的です。

 

仕様ミスは、機能や寸法の選定ミスが原因となります。たとえば浴槽サイズを変更した結果、出入口に干渉してしまったり、シャワーヘッドの位置が使いにくかったりと、日常の使い勝手に大きな影響が出てしまうことがあります。これを防ぐには、図面や3Dパースなどで事前に配置や寸法を確認し、実際の動作シミュレーションを行うことが重要です。

 

さらに業者との認識違いによるトラブルも少なくありません。工期や仕上がり、保証範囲などについてあいまいなまま契約してしまい、完成後に不満が残るケースもあるため、すべて書面で合意しておくことがトラブル回避につながります。

 

事前準備と確認さえしっかりしておけば、失敗のリスクは大きく減らせます。安心・快適な浴室空間を手に入れるためには、知識を持った上での計画と信頼できるパートナーの選定が不可欠です。

 

目的別に選ぶ浴室リフォームプランの比較と最適提案

快適性重視(断熱・浴室乾燥機・床暖房)のプラン例

 

寒さや湿気が気になる地域や、家族に高齢者がいる場合には、断熱性や暖房機能に優れた快適性重視の浴室リフォームが求められます。特に冬場の入浴時に発生しやすいヒートショックの予防として、断熱浴槽や断熱壁の導入が効果的です。また、浴室乾燥機は湿気やカビの発生を抑え、衣類の室内干しにも対応できる点で重宝されています。床暖房を組み合わせることで、入浴前後の足元の冷えも解消できるため、入浴時の快適さが格段に向上します。

 

断熱性能・乾燥機能・床暖房機能を含めた代表的な快適性重視プランをまとめると以下のとおりです。

 

プラン名 主な機能 対応住宅タイプ 特徴
快適断熱浴室 高断熱浴槽、断熱パネル 戸建て・集合住宅 冬場でも湯温が冷めにくくヒートショック対策に最適
乾燥快適パック 浴室暖房乾燥機、抗菌パネル 戸建て・集合住宅 湿気・カビ対策、室内干し対応
足元あったかリフォーム 床暖房システム、滑りにくい床材 戸建て限定 足元の冷え対策、転倒リスク低減

 

断熱性能にこだわるなら、浴槽の素材や構造にも注意が必要です。人造大理石など保温性の高い浴槽を選ぶことで、お湯が冷めにくくなり、光熱費の削減にもつながります。また、乾燥機能に加えて除菌や脱臭機能が搭載されたモデルも存在し、衛生面を重視する方にはおすすめです。さらに、ヒートショック対策として洗面脱衣所との温度差を小さくする断熱扉の導入も併せて検討するとよいでしょう。

 

コスト重視(最低限の交換工事・DIY対応)のプラン例

 

予算を抑えたい方には、既存の設備を活かしつつ必要最小限の交換や補修で済ませるコスト重視のリフォームが適しています。例えば、古くなったシャワー水栓や浴槽のみを交換するだけでも、使い勝手や衛生面の向上が期待できます。壁面や床材の張替えも、DIY可能なシートタイプの材料を用いれば、大きなコストをかけずに見た目を一新できます。

 

特に古いタイル張りの浴室では、ヒビや汚れが目立ちやすいため、防水性や掃除のしやすさを重視してカッティングシートを活用する手法が増えています。また、ユニットバスの一部部品の交換だけでも、全体の雰囲気が大きく変わることがあります。部分施工のメリットは工期が短く、生活への影響が最小限に抑えられる点です。

 

さらに、自分でできる範囲のメンテナンスを活かしたセルフリフォームも注目されています。ホームセンターで入手できる防カビ材やパーツ交換キットなどを活用することで、予算に応じて段階的な改善が可能です。このように、必要な部分だけをピンポイントで改善することで、費用対効果の高いリフォームが実現できます。

 

介護対応・バリアフリー浴室リフォームの選び方

 

介護が必要な家族がいる場合や将来の安心を見据えたリフォームでは、バリアフリーに配慮した浴室改修が不可欠です。例えば、浴室の出入口に段差があると転倒リスクが高まるため、引き戸や段差解消工事が重要となります。さらに、滑りにくい床材や安全に立ち上がれる手すりの設置も必須とされます。

 

介護保険制度を活用すれば、一定条件を満たすリフォームには補助金が適用される可能性があります。たとえば、要支援または要介護認定を受けた方が居住する住宅での「手すりの取り付け」「段差の解消」などが対象となる場合があります。制度を利用する際は、事前申請と事業者の登録確認が必要です。

 

浴槽のまたぎ高さを低くする「低床浴槽」や、座ったままでも入浴可能な「シャワーチェア対応スペース」の確保も有効です。また、浴室全体をユニバーサルデザインにすることで、介護が必要な方だけでなく、小さな子どもや高齢者にも優しい空間が実現します。

 

このような改修は、専門的な設計知識が求められるため、介護リフォームに精通した施工会社との連携が鍵となります。見積もり時には施工実績や補助金申請の経験も確認し、信頼できるパートナーを選ぶことが、安心で快適なバリアフリー浴室の実現につながります。

 

施工の流れと業者選びで後悔しないためのチェックポイント

浴室リフォームの一般的な施工手順と期間の目安

 

浴室リフォームを成功させるためには、あらかじめ全体の工程や作業期間の目安を把握しておくことが大切です。多くの一戸建て住宅やマンションにおいて、在来工法からユニットバスへの交換、またはユニットバス間のリフォームが主流となっています。工程は大きく分けて、現地調査、見積もり・契約、解体工事、配管・設備工事、ユニットバス組立、内装仕上げ、完了検査の7段階に分かれます。

 

標準的な浴室リフォームの流れと所要日数の目安は下記の表のとおりです。

 

工程 内容の概要 日数目安
現地調査と打ち合わせ 浴室サイズ・構造・給排水状況を確認し、最適なプランを提案 1日
見積もり・契約締結 複数見積もり比較を経て、仕様や金額に納得してから正式契約 1~2日
既存浴室の解体・撤去 浴槽や壁、床を撤去し、構造部の点検・補強も必要に応じて行う 1~2日
給排水・電気工事 新設備に合わせた配管や電気配線の設置。給湯器の交換も考慮 1日
ユニットバス設置 メーカー指定の手順に沿い、各部材を正確に組立・設置 1日
内装仕上げ・調整作業 ドア周りの補修や壁紙などの内装仕上げ、設備の調整・試運転 1日
完了検査と引き渡し 漏水・動作確認・施主確認を経て引き渡し 半日~1日

 

全体の工期は平均して5日から7日程度ですが、解体時に構造劣化が見つかった場合や、戸建て特有の追加配管工事が必要な場合はさらに1~2日延長される可能性があります。事前に施工業者と柔軟なスケジュールを相談し、余裕を持った日程で進めることが後悔を防ぐカギとなります。

 

信頼できる業者の選び方と見積もり時の注意点

 

浴室リフォームの成功には、適正価格で高品質な施工ができる業者選びが欠かせません。まず第一に重要なのが、複数の業者から相見積もりを取ることです。見積書の内訳が不透明な場合、後から高額な追加費用が発生するリスクもあります。費用の相場感を把握しながら、内容に過不足がないかを見極める力が必要です。

 

特に、補助金制度や介護保険の対象となる工事に該当するかを確認しておくと、総額を大きく抑えることができます。例えば、浴室の手すり設置や段差解消、断熱改修は自治体によって補助対象となるケースがあります。そのため、補助金制度に精通している業者であるかも判断基準の一つになります。

 

さらに、保証制度の有無とその内容も確認すべきポイントです。施工後に万が一漏水や設備不良が起こった際、どこまで対応してくれるかを明確にする必要があります。標準的には1~2年保証が多いですが、使用部材やメーカーによって異なるため、口頭説明ではなく、書面でしっかり確認することが重要です。

 

口コミや評判も有効な判断材料となります。特に施工実績が豊富な業者や、大手メーカーから認定を受けているリフォーム専門店は信頼性が高くなります。実際の施工事例を写真付きで紹介している場合は、仕上がりのイメージもつきやすく、ミスマッチを防げます。

 

最後に、見積もりの際には「一式」表示ではなく、浴槽本体、給湯器、解体費、電気工事費など項目ごとに明記されているかを確認してください。費用項目が細分化されているほど、価格の妥当性が判断しやすく、後々のトラブル回避にもつながります。

 

リフォーム業者とのトラブルを避ける契約のコツ

 

施工後のトラブルや後悔を防ぐためには、契約段階での確認が非常に重要です。特にトラブルになりやすいのが、工事内容の認識違い、工期の遅れ、見積もりと請求金額の不一致です。こうしたリスクを回避するためには、契約書に具体的な内容を明記することが必要不可欠です。

 

契約書には、工期・工事内容・使用設備の型番・保証内容・キャンセルポリシー・支払方法などを細かく記載し、双方の認識を一致させることが基本です。契約の際には、内容を理解するまで読み込む時間を取り、不明点は必ず質問し、書面に残すようにしましょう。口頭でのやりとりはトラブルの元になります。

 

実際に起きやすいトラブル事例としては、見積もりに含まれていなかった配線延長費や換気扇のアップグレード費用などが請求されるケースです。こうした事態を防ぐには、打ち合わせ時点で「オプション扱いになりやすい項目」についても網羅的に質問することが効果的です。

 

また、施工中の変更要望や仕様変更については、書面での追加契約を交わすことをルール化しておくと安心です。変更に伴う追加費用や工期延長の有無を、その都度明示してもらうことで、後々の不満を未然に防ぐことができます。

 

まとめ

浴室リフォームは、生活の質を大きく左右する重要な住まいの見直しポイントです。

 

たとえば、寒さや結露、カビといった悩みには、断熱性能の高い素材や十分な換気対策が有効です。また、掃除のしやすさを重視するなら、排水構造や壁材の工夫が重要となります。狭い浴室でも、収納の配置や照明の使い方を工夫することで、実際以上の広さを演出できます。

 

施工は平均で五日から七日程度を要し、現地調査から完了まで段階的に進みます。業者選びでは、複数社からの見積もり取得と、保証内容の比較、過去の施工事例の確認が欠かせません。契約前には内容を細かく確認し、トラブルを未然に防ぐ意識も求められます。

 

浴室は単なる水回りではなく、一日の疲れを癒やす空間でもあります。だからこそ、使いやすさと快適性の両立が求められます。この記事が、後悔のない浴室リフォームの第一歩となれば幸いです。信頼できる情報をもとに、納得のいく住まいづくりを目指してください。

リフォームで快適な暮らしをサポート – 株式会社浜工務店

株式会社浜工務店では、住宅リフォームにおいて、お客様のニーズに合わせた最適な提案を行い、快適で省エネルギーな暮らしを実現しています。特に窓のリフォームや断熱工事に力を入れており、エコで快適な住環境を提供しています。断熱性能を向上させることで、冬の寒さや夏の暑さを軽減し、省エネルギーで光熱費の削減にもつながります。また、窓のリフォームでは、デザイン性と機能性を兼ね備えた最新の窓を採用し、お家の外観を美しく保ちながら、快適な室内環境を実現します。お客様の理想の住まいを形にするために、丁寧な施工と誠実な対応でサポートを続けています。リフォームのご相談は、まずはお気軽にご連絡ください。

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電話 079-424-3730

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よくある質問

Q. ユニットバスと在来工法の違いはどこにありますか?どちらを選べば後悔しませんか?
A. ユニットバスは工場で成形されたパーツを現場で組み立てる方式で、防水性が高く工期も平均5〜7日と短いのが特長です。在来工法は自由なデザインが可能で、高級感を演出できますが、防水処理や施工技術の精度に注意が必要です。築20年以上の住宅では老朽化リスクを考慮し、断熱性や施工効率に優れたユニットバスへのリフォームが安心です。

 

Q. 浴室リフォームのタイミングは築何年が目安ですか?
A. 築10年では水栓や換気設備の劣化が見られ、築20年になると浴槽や壁材の傷み、断熱材の劣化が進行します。築30年以上では下地の腐食やカビの発生も増え、在来工法の防水性能も落ちていることが多いため、早めの点検とリフォームが推奨されます。湿気がこもる、浴室の寒さが気になる、水漏れの形跡があるといった症状がサインになります。

 

Q. 掃除しやすい浴室にしたい場合はどんなポイントを重視すべきですか?
A. 掃除のしやすさを高めるには、汚れが付きにくい抗菌素材の壁や床、滑らかな構造の排水口、水はけの良い床設計などが重要です。また、浴室乾燥機を取り入れることで湿気やカビの発生を抑えられ、清潔な状態を維持しやすくなります。床のタイルや目地の仕様によっても手入れのしやすさが変わるため、素材選びは慎重に行いましょう。

 

Q. 信頼できるリフォーム業者はどう選べば良いですか?
A. 信頼性の高い業者を選ぶには、3社以上の見積もりを取り比較することが基本です。保証制度の内容や施工後のアフターサポート体制も確認すべき重要ポイントです。過去の施工事例や口コミ評価をチェックし、見積もりに含まれる工事内容と工期を明確に把握しましょう。契約前にはトラブルを避けるため、書面での取り交わしと確認も必須です。

 

会社概要

会社名・・・株式会社浜工務店

所在地・・・〒675-0023 兵庫県加古川市尾上町池田1770-1

電話番号・・・079-424-3730

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