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お知らせ
危険なブロック塀の撤去
2021.04.04【昭和48年創業】
加古川市尾上町で地域密着の浜工務店
こんにちは、浜工務店の濱です。
さて、今日はブロック塀の撤去作業をしました。
解体作業は凄くスムーズに終ってしまいました。
何故??
ブロック塀の作りが非常に弱いものだった為で
最も簡単に壊れてくれました。
解体する身にはよかったのですが😅
数年前の大阪北部地震でブロック塀が倒壊し
その下敷きになった女児が亡くなった事は
記憶に新しいと思います。
それ以降、行政は公共施設にある危険な
ブロック塀は撤去して行きました。
加古川市でも学校、市営住宅等にあった
高く危険なものは除去がほぼおわったと
思われます。
しかし、一般のお宅では除去の義務はなく
あくまでも個人の考えであり、除去するにも
道路に面した塀を解体撤去する場合に、補助
金が出るだけ。なのでなかなか進みません。
災害の際に倒壊し道路や歩道を塞がない、
そして倒壊し歩行者に危害を与えないように
なればいいのですが。
さて、解体のブロック塀の写真です。
5段積の1番上の段を撤去した状況です。
天端(1番上の段)には横筋(鉄筋)が
入っていました。ただ縦筋がブロック
3枚に1本という少ない状況でした。
下のこの写真は横筋が全く入っていないのが
よくわかるように階段状に解体した状況です。
ブロック塀の基準としては
縦横80㎝以内に1本は鉄筋を配置する。
ブロックは縦20㎝、横40㎝なので
最低でも横筋は4枚に1本、
縦筋は2枚に1本となります。
今回のブロック塀は40年超、いや50年に近い
物でしたので基準というのもあったのか、
なかったのか不明ですが。
こういったブロック塀はまだまだ存在すると
思われます。
当社のお客様の中には小学校通学路に面した
塀を早急に解体されフェンスに変更された方
もおられました。あの大阪北部地震の悲しい
事故が今後繰り返さないように老朽化した
ブロック塀、現在の基準に合わないブロック
塀はなくなればよいのですが。
それにはやはり費用的な問題が大きいですね。
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