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断熱リノベーション(リフォーム)のススメ③
2022.02.21【昭和48年創業】
加古川市尾上町で地域密着の浜工務店
こんにちは、浜工務店の濱です。
今日も引き続き断熱リノベーションの施工を
紹介していきます。
前回までは床、壁、天井といった表面的には
完成後は内部がどうなっているか見えなく
なってしまう部分の断熱についてお話しして
まいりました。
今回は「窓」です。
まず、これをご覧下さい。
一般社団法人日本建材・住宅産業協会の調べに
よると、住宅は構造上、開口部である窓からの
熱の出入りが最も大きいとのことです。
暖房の熱が窓などの開口部から逃げる割合は
58%とされています。せっかく温められた熱の
半分以上が窓から失われているのです。
家庭の省エネは、この熱の損失を抑えることが
肝心なのです。
実はどんなに床・壁、天井を断熱しても窓が
昔のいわゆる一般的な単板ガラスだったら、
もったいない工事になってしまいます。
費用的な部分が優先である場合は、まずは
窓のリフォームをおススメします。
じゃあ窓の断熱リフォームってどんなものが
あるのかですが
①ガラス交換
シングル(単板)ガラスを
ペア(複層)ガラス等に交換
②内窓の設置
③窓交換(カバー工法含む)
といったところになります。
まず①ガラス交換はですが、これは単純に
ガラスの入れ替えになります。昔は薄いガラス
だったのが、最近は複層ガラス(ペアガラス)
が主流です。ただ、リフォームの場合、既存
の窓がペアガラスが入らない、入っても当然
薄いガラスから分厚いガラスになる為、重く
窓自体の動きが悪くなったらり、ガラス同士
が干渉し開閉できなくなったりというケース
もあります。その場合、薄くて高性能な
真空ガラスというものもあります。
これは一般的なペアガラスよりも性能が良い
のですが、その分価格は高くなります。
商品名としては日本板硝子のスペーシアや
クリアFitというものがあります。
「スペーシア」(←メーカーHP)
次に②内窓です。
二重窓という表現のほうがわかりやすい
でしょうか。既存の窓は残して、部屋内側に
もう一つ窓を設置します。
工事は非常に簡単です。
ただし、内窓を設置するための奥行きが
ない場合はふかし枠が必要になります。
費用も①の高性能ガラスへの交換よりも
安く上がると思います。
二重窓って雪国のイメージがあるくらいなので
効果は◎です!あと防音効果もUPします。
最後に③窓交換です。
①のガラス交換ではなく窓全体の交換です。
窓本体が特に老朽化、異常もない場合は①の
ガラス交換でもOK!となるのですが、窓自体
がガタガタ、開閉しづらい場合はサッシごと
交換となる場合があります。実は窓って新築
時には柱等の構造体が出来上がったら、次に
取付をし、その後に外壁や内壁が仕上げって
いきます。その為、取り外しとなると外壁や
内壁を切ったり、捲ったりしないといけない
ので結構大事になってしまします。
そういう現場のためにカバー工法という画期
的な施工方法ができました。
当社も浴室リフォームの際によく採用します。
よくわかるYKKAPさんの動画がありました。
長くなりましたがいかがでしたか?
費用、現場状況により色々なご提案が
できますので、ご興味ある方はお気軽に
お問い合わせください。
窓の断熱化改修工事は
「こどもみらい住宅支援事業」
に当てはまります。
説明下手でわかりにくい文章に
お付き合頂きありがとうございました。
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